Last note〜特性を持つ者へ2
「だから出来るだけ、周りを操って木村新太に疑いがかかるようにしたの。」
「それも失敗に終わって良かったですよ。」
皮肉混じりにそう言い残して、
聴取を終えた俺達はそこを立ち去った。
ーーーーーーーー
「あー!疲れたぁあ!!」
外に出た俺は真っ先に叫んだ。
「切れずによく耐えたな。」
難波さんが俺の頭を撫でた。
「難波さん、昨日"魔性"にかかってましたよね?」
ストレートに確認すると、
難波さんが「バレてたか」と苦笑いした。
「帰ったら何故か無性に好きな女の事を考えてしまって……いつの間にか寝てしまっていた。
突然フッと目が覚めたら青山くんから着信来てビックリしたよ。すまんな。」
「えっ!?筋肉バカの難波さんに好きな人!?
誰ですか?!俺も知ってる人ですか!?」
そう言うと小突かれた…。
「それも失敗に終わって良かったですよ。」
皮肉混じりにそう言い残して、
聴取を終えた俺達はそこを立ち去った。
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「あー!疲れたぁあ!!」
外に出た俺は真っ先に叫んだ。
「切れずによく耐えたな。」
難波さんが俺の頭を撫でた。
「難波さん、昨日"魔性"にかかってましたよね?」
ストレートに確認すると、
難波さんが「バレてたか」と苦笑いした。
「帰ったら何故か無性に好きな女の事を考えてしまって……いつの間にか寝てしまっていた。
突然フッと目が覚めたら青山くんから着信来てビックリしたよ。すまんな。」
「えっ!?筋肉バカの難波さんに好きな人!?
誰ですか?!俺も知ってる人ですか!?」
そう言うと小突かれた…。