Last note〜特性を持つ者へ2
慌てて3人も俺の後をついて皆で探した。
「青山!あっちだ!!」
廣瀬が指を差す方向は、
宿に繋がる脇道からのようだった。
「祐子!祐子、息をしてぇ!!」
セーラー服を着たショートカットの女の子が、
びしょ濡れになってグッタリした同じ制服の女の子に人工呼吸をしている所だった。
「救急車を呼ぶ!」
すぐに廣瀬が携帯で連絡をしてくれた。
俺は倒れてる女の子の様子を見て、
やがて必死に息を吹きかえらそうとしている女の子の手を止めた。
「残念だけど…その子はもう…」
死後硬直していたのに気づいたのはすぐだった。
俺の言葉を聞いた女の子は泣きわめき、
廣瀬も連絡仕掛けた右手をゆっくり落とした…。
レナさんとゆめちゃんも、
身を寄せ合って俺達の様子を見守っていた。
「青山!あっちだ!!」
廣瀬が指を差す方向は、
宿に繋がる脇道からのようだった。
「祐子!祐子、息をしてぇ!!」
セーラー服を着たショートカットの女の子が、
びしょ濡れになってグッタリした同じ制服の女の子に人工呼吸をしている所だった。
「救急車を呼ぶ!」
すぐに廣瀬が携帯で連絡をしてくれた。
俺は倒れてる女の子の様子を見て、
やがて必死に息を吹きかえらそうとしている女の子の手を止めた。
「残念だけど…その子はもう…」
死後硬直していたのに気づいたのはすぐだった。
俺の言葉を聞いた女の子は泣きわめき、
廣瀬も連絡仕掛けた右手をゆっくり落とした…。
レナさんとゆめちゃんも、
身を寄せ合って俺達の様子を見守っていた。