Last note〜特性を持つ者へ2
露天風呂からは、海の音が聴こえる。
俺は廣瀬と海を眺めながら、日々の疲れを癒した。

ーーーーー

温泉から出て、俺と廣瀬は女性陣が出てくるまで休憩所にあるリラクゼーションを堪能していた。

「や…っっ!待って!」
「無理…絵梨奈としたい!」

非常口の方から何やら色気づいた声が聴こえてくる。その声はどんどんいやらしくなってきて、事が始まったかと思う位だった。

「さすがに無理…注意してくる。」

俺は非常口のドアを勢い開けると、
床に高校生位の男の子が"絵梨奈"と呼ばれる女の子を押し倒していた。


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