Last note〜特性を持つ者へ2
「刑事さん、助けてくれてありがとう。」
俺の右手を両手で握って、大きな瞳で笑った彼女だったが、目が合った瞬間、何か怖いモノを見たかのようにビクリと反応した。
「え……?刑事さんて…」
「………なに?」
「いえ…ありがとうございました!」
彼女は何か気づいたように、走り去った…。
そしてそれは俺も感じていて、正体はハッキリ分かった。
「青山、2人共温泉上がったぞ。」
廣瀬が声をかけにきた。
「すぐ行く。ねぇ、廣瀬。
さっきの"エナ"に似た女の子も
"魔性"の特性持ちだ…。」
廣瀬はすぐに納得したようだった。
俺の右手を両手で握って、大きな瞳で笑った彼女だったが、目が合った瞬間、何か怖いモノを見たかのようにビクリと反応した。
「え……?刑事さんて…」
「………なに?」
「いえ…ありがとうございました!」
彼女は何か気づいたように、走り去った…。
そしてそれは俺も感じていて、正体はハッキリ分かった。
「青山、2人共温泉上がったぞ。」
廣瀬が声をかけにきた。
「すぐ行く。ねぇ、廣瀬。
さっきの"エナ"に似た女の子も
"魔性"の特性持ちだ…。」
廣瀬はすぐに納得したようだった。