Last note〜特性を持つ者へ2
「あ、その節はすみませんでした。」

「あら、貴方は連れ添いの…いえいえ。」

本田刑事が謝ってるし!!

「本田刑事、一体どうゆう…?」

俺が呆れて尋ねる。

「いやぁ昔ね、烏丸くんの新入りお祝いで俺が店に連れてったんだよ。そしたら"Atack"の特性が暴走しちゃって、シャンパンタワー粉々にね!」

本田刑事が恥ずかしそうにしているが、なるほど。
それで「シャンパン破壊魔」て呼ばれた訳か。

「くだらないなぁ!あはは!
難波さん。俺も解散しますね☆」

「え?あ、おう。お疲れさん。」

過去のどうでもいい話を切り替えて、
俺達は再び合流して、旅行の続きを始めた。

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