Last note〜特性を持つ者へ2
俺達が車で「湯海」を去った後の事…。
本田刑事と烏丸の2人は宿の日陰で話をしていた所に難波さんが戻ってきた。
「青山は帰ったんですか?」
「難波くんおかえり!って…その籠は?」
本田刑事が目を丸くして目を凝らす。
難波さんが籠を肩に担いで持ってきたのだ。
「何って物的証拠を捜した結果です。」
重そうな音を立てて地面に置かれた籠を本田刑事と烏丸が覗き込む。
「縄臭ぇ!!つーか何処から持ってきたんすか?」
烏丸は縄を指先で摘んで臭いを嗅いだ。
匂いフェチか。
「宿の非常口裏の倉庫で見つけてきた。
見て下さい、これだけ湿ってるんですよ。」
そう言いながら一本の縄をビニール袋に入れ、
本田刑事に渡した。
本田刑事と烏丸の2人は宿の日陰で話をしていた所に難波さんが戻ってきた。
「青山は帰ったんですか?」
「難波くんおかえり!って…その籠は?」
本田刑事が目を丸くして目を凝らす。
難波さんが籠を肩に担いで持ってきたのだ。
「何って物的証拠を捜した結果です。」
重そうな音を立てて地面に置かれた籠を本田刑事と烏丸が覗き込む。
「縄臭ぇ!!つーか何処から持ってきたんすか?」
烏丸は縄を指先で摘んで臭いを嗅いだ。
匂いフェチか。
「宿の非常口裏の倉庫で見つけてきた。
見て下さい、これだけ湿ってるんですよ。」
そう言いながら一本の縄をビニール袋に入れ、
本田刑事に渡した。