Last note〜特性を持つ者へ2
◆絡み合う糸◆
「咲音の秘密」
体育館から、バスケ部の様子を眺めていた。
絵梨奈のアドバイスする声が響く中、
メンバー達が床を鳴らしプレイしている。
「はつみ!ナイッシュー!」
シュートが決まり、一旦絵梨奈が皆を集合させる。
「青山くんも確か、昔バスケ部だったんだろ?」
「はい。優勝は逃しちゃいましたけど。」
皆の様子を眺めて俺は、学生時代を振り返った。
"エナ"が居た頃を思い出す。
彼女もマネージャーをしていて、俺や廣瀬のサポートに一生懸命だった…。
木崎絵梨奈は同じ"魔性"を持っている。
ふと、俺達に気づいた絵梨奈が手を振ってきた。
手を振り返すと、はつみが絵梨奈に何か話しかけてから俺達の方に向かってきた。
絵梨奈のアドバイスする声が響く中、
メンバー達が床を鳴らしプレイしている。
「はつみ!ナイッシュー!」
シュートが決まり、一旦絵梨奈が皆を集合させる。
「青山くんも確か、昔バスケ部だったんだろ?」
「はい。優勝は逃しちゃいましたけど。」
皆の様子を眺めて俺は、学生時代を振り返った。
"エナ"が居た頃を思い出す。
彼女もマネージャーをしていて、俺や廣瀬のサポートに一生懸命だった…。
木崎絵梨奈は同じ"魔性"を持っている。
ふと、俺達に気づいた絵梨奈が手を振ってきた。
手を振り返すと、はつみが絵梨奈に何か話しかけてから俺達の方に向かってきた。