Last note〜特性を持つ者へ2
「咲音さんが…レズ?」
「そうだよ!絵梨奈を好きだった。
保健室で先生にその事を相談してたのを偶然聞いちゃったんだ。」
俺はようやく、祐介の腕を離した。
「手荒な真似してごめんね。」
「ったく。…兎に角俺が好きなのは祐子!
今でも、死んだなんて思いたくないのに…。」
そう言って、泣きべそをかいた。
その時、校長先生が突然現れた。
「刑事さん達…屋上の捜査は終わりましたか?
そろそろ鍵を返して欲しくてね。」
「すいません。ありがとうございました。」
「終わったならさっさと帰ってくれ。」
やけに冷たくそう言われた事に、俺は違和感を覚えた。
「青山、帰ろうか。」
気づくともう、夕方になっていた。
長居すると追い出される可能性もある為、
俺は難波さんと学校を出ようとした。
「そうだよ!絵梨奈を好きだった。
保健室で先生にその事を相談してたのを偶然聞いちゃったんだ。」
俺はようやく、祐介の腕を離した。
「手荒な真似してごめんね。」
「ったく。…兎に角俺が好きなのは祐子!
今でも、死んだなんて思いたくないのに…。」
そう言って、泣きべそをかいた。
その時、校長先生が突然現れた。
「刑事さん達…屋上の捜査は終わりましたか?
そろそろ鍵を返して欲しくてね。」
「すいません。ありがとうございました。」
「終わったならさっさと帰ってくれ。」
やけに冷たくそう言われた事に、俺は違和感を覚えた。
「青山、帰ろうか。」
気づくともう、夕方になっていた。
長居すると追い出される可能性もある為、
俺は難波さんと学校を出ようとした。