Last note〜特性を持つ者へ2
◆真相の匂い◆
「危険数値SS」
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翌日、俺は独房に入れられた神田先生の事情聴取をしに難波さんと向かった。
車で向かう前に、比嘉特捜部長は言っていた。
「彼女の"魔性"の特性レベルはSSだ。」
基準値はAであり、俺はSと診断されていた。
レナさんの言う通り、知ってる誰よりも強い物だ。
「ふふ…会いに来てくれたの?
青山刑事と、もう1人は握手した人かしら?」
神田先生は目隠しと、手足を拘束されている。
この状況で聴取は初めてだ。
「貴女の車のナビに、湯海の履歴がありました。
安田 祐子が亡くなった日にね。
証拠隠滅が面倒だったか?」
難波さんがそう問いかけたが、クスクスと笑う。
「別に…そんなモノ出ても私がやった証拠にはならないぢゃない。でもまさか、こんな特性所持者用の施設があったのにはビックリだけど。」
翌日、俺は独房に入れられた神田先生の事情聴取をしに難波さんと向かった。
車で向かう前に、比嘉特捜部長は言っていた。
「彼女の"魔性"の特性レベルはSSだ。」
基準値はAであり、俺はSと診断されていた。
レナさんの言う通り、知ってる誰よりも強い物だ。
「ふふ…会いに来てくれたの?
青山刑事と、もう1人は握手した人かしら?」
神田先生は目隠しと、手足を拘束されている。
この状況で聴取は初めてだ。
「貴女の車のナビに、湯海の履歴がありました。
安田 祐子が亡くなった日にね。
証拠隠滅が面倒だったか?」
難波さんがそう問いかけたが、クスクスと笑う。
「別に…そんなモノ出ても私がやった証拠にはならないぢゃない。でもまさか、こんな特性所持者用の施設があったのにはビックリだけど。」