私、イケメン過ぎるドラキュラに一目惚れしました!
『う、嘘!居なくなっちゃった!ケント、ケント!そんなの嫌だよ』


私は、突然ケントが消えて泣きそうになった。


でも、次の瞬間、目の前にイケメンのケントが着替えを済ませて颯爽とやってきた。


か、帰ってきた~!!


よ、良かった…


『か、勝手に消えないでよ』


『すみません、着替えてこいと言われたので』


ま、確かに。


正論すぎて何も言い返せない。


それにしても、本当にドラキュラの世界ってあるんだ。


すごい、スゴすぎて感動~!


『ん?だったら、トマトジュース買いに行かなくても持って来ればいいんじゃない?』


『はい』


『嘘、また消えた!』


でも、今度は我慢して待つ。


しばらくして…


『ただいま帰りました。トマトジュースです』


やった!


帰ってきた。


ケントは、たくさんトマトジュースを抱えてる。


まさにイリュージョン!!


思わず拍手しちゃったじゃない。
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