【完】浮気という名を心の片隅に
「今まで、気づかなかったな…。」

「そうだよね。何もかもが、新しくなってき

てるよね。」

「!?」

私は、声のする方へ耳を傾ける。

そこには、制服を着た女子高生が立ってい

た。

「ねぇ、ここ座ってもいいかな?」

その子は、私の隣を指差す。

「あ…、いいですよ。」

私は、ビックリして一瞬声が裏返ってしまっ

た。
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