俺様と天然ちゃんの甘いkiss


「な、何言ってんだよ??」



ねぇ、いい加減隠し事するのやめてよ。



健が遠く感じちゃう…。



「お前、泣いてるのか??」



え…。



泣いてるの??



「ゴミが目に入ってきたんだよ。
 だから、気にしないで。」



この空気に耐え切れなかった私は、
自分の部屋に逃げた。



グスッグスッ



なんで??



なんで、健は隠し事ばっかりしてくるの??



私に知られたくないやましいことでもあるの??



もぉ、どぉしたらいいのか分かんないよ。



私はさっき綾乃が言ったこともすっかり忘れて
ずっと泣き、そのまま寝てしまった。



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