俺様と天然ちゃんの甘いkiss
「け、健…。」
よくも、よくも…。
「よくも、翠に!!」
そっから、俺の記憶はあまりない。
ただ、翠に手を出そうとしてた奴に思いっきり
殴りかかって、翠は泣いてて…
「健!!もぉやめて!!」
この声で正気を取り戻した。
周りを見ると、さっきの奴らが血流して
倒れてた。
おれ、最低だ。
おれにとって、これから後が地獄ということも
知らずにそう考えてた。
とにかく、翠をここから出してやらねぇと…。
「翠…。」
翠に触れようとしたら翠の体はふるえてた。
俺は、俺が暴れたからだと思ってた。
…でも、違ってた。