俺様と天然ちゃんの甘いkiss



「ゴメン…。
 健、ごめんなさい。」




何に謝ってんだ??


勝手に一人になったことか??



「何に謝ってんだよ。」




違ってた。



俺の想像をはるかに超えていた。




「私、記憶が戻った…。」




一番最悪なことを思い出してたなんて、
思ってもみなかった。



「…何言ってんだよ??」




「さっき、襲われてて全部思い出した。
 私…私…「言うな!!」」




ダメだ。


言わせちゃダメだ。



「言わなくていいから…。」



そう言うと、翠は泣き出した。



今まで見たことないぐらい泣いてた。



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