俺様と天然ちゃんの甘いkiss


「んじゃぁ、泣くなよ。
 泣かないでくれよ…。」


健…。


「ごめんなさい。」


健の胸、なんだか温かい…。



「ぃぃんだよ。
 おれこそ、ごめんな??」



健が謝る必要ないのに!!



「健は悪くないよ!!
 私が…」


健は、私の言葉をさえぎるかのように
さっきより強く抱きしめてきた。



「もぉぃぃから…
 マジで、今はこのままにさせてくれ…」


私はなにも言わないまま、健の胸の中にいた。


そして、とても懐かしい気がして

愛しくて

離れたくないと

思いながら


私は気がついたら健の胸の中で

眠ってしまっていた。




< 64 / 288 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop