俺様と天然ちゃんの甘いkiss


…どぉしたんだ??

いつものおばさんらしくねぇ。

そぉいえば、この人は昔俺が
あいつのことを好きだったこと
気付いてたよな…。


さすが翠の母親だよな。


「あの子、昔のことおまり覚えていない
 みたいなの。思い出せたら、いいんだけど
 あんなことがあったから…。」



あんなこと…??


「でも、もし健くんがまだあの子の事を
 好きなら義兄妹とはいえ、私は応援
 しているからね!!」



おばさん…。


おばさんも相変わらずだよな…。


「ありがとうざいます。
 俺、翠のことがあの時からずっと
 好きです。
 絶対俺が思い出させて、俺のものに
 してみせます。」



「そぅ。よかったわ。
 じゃぁ、先に降りているからね。」



さっき、おばさんが言った『あんなこと』
ってなんなんだ??


俺のいない間に翠になにがあったんだ??


高田ならきっと知ってるよな。


それを知っとかねぇと、意味ねえじゃん。


さぁて、そろそろ起こすか。


あいつすぐに起きてくれるわけ…

ないよな…。



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