俺様と天然ちゃんの甘いkiss


綾乃も思ってたんだ、同じこと。


てゆうか、あの二人を知ってる人なら
誰でもわかるよね…。

分かりやすすぎるんだよ、二人とも…。


「おい、次は何に乗るんだよ。」

ちょっと早いかもしれないけど、
昼も乗ってみたいし…。


「観覧車乗りたいなぁ。」


あらまー。
三人ともビックリしちゃってるね…。


「え、翠。ちょっと早くない??
 まだジェットコースターしか乗ってないよ…。」


やっぱりダメかなぁ。

んじゃぁ、最終手段。


「健!!二人で乗りに行こ☆」

「え…。」

健の言うことも聞かずに、引っ張りました!!

引っ張りましたとも!!


これでやっと綾乃も駿も二人っきりだから、
仲良く話ぐらいできるはず!!


「綾乃!!連絡入れるからそれまで別行動ね!!」


そして、口パクで『ガンバレ』と言うと、綾乃から
も『ありがと』と返ってきた!!


がんばれ、綾乃!!

まあ、健と二人でもいつも変わらないし、大丈夫♪


「お前、予定よりちょっと早くないか??
 高田はいいとして、駿のやつビックリしてたぞ。」


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