君じゃなきゃ。
story1

突然の再会!?

「ずっと一緒にいようね」
「ん、もちろん」
「絶対だよ?」
……

またこの夢か。もう何度目か分からないくらい見ているこの夢は、私の幼い頃の記憶。

「七未ー!起きてるー?」
「はーい、起きてるー」

重い瞼をこすりながら、今日も学校へ行く準備を始めた。

「いってきまーす」
「いってらっしゃい。あ、今日はお父さんの誕生日だから、駅前に新しく出来たケーキ屋さんでケーキかってきてくれない?」
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