魔法の鍵と隻眼の姫
ラミンの正装姿を見たことがなかったミレイアは初めて見るその姿に顔を赤らめた。
白銀の髪が濃紺のジュストコールによく映えて整った顔をより一層魅力的に見せている。
三角のオーガンジーが幾重にも重なったオフショルダーラインのドレスはミレイアの白い肌をより一層輝かせ黒い髪にも同じ色の花が飾られアメジストの瞳にとても似合っていた。
「ミレイア…妖精みたいだな、よく似合ってる」
「ラミンも、とっても素敵」
甘く微笑むラミンにきゅんと胸が鳴りハニカミ頬を熱くするミレイア。
二人手を取り合ったまま見つめ合い近付く瞳。
甘く蕩ける二人の世界………
…に、割って入ったのはノニ。
近付く鼻と鼻の間に割って入って押さえている。
見ればぷくっと頬を膨らませていた。
慌てて体制を戻した二人。
「あー悪いノニ。つい、忘れてた」
「あ、ありがとうノニ。このドレスとっても素敵」
サンキュとラミンがグリグリと頭を撫でると機嫌を直したノニは飛び上がりまた綺麗な金粉を撒いて喜んだ。
ミレイアが上を見上げその綺麗な光景を見ているとフワッと体が浮いた。
「きゃ…」
気付けばラミンに抱き上げられ思わず首に抱き付いた。
「ラミン?」
「さすがに1年も寝てたら脚が萎えてるだろ?このまま行こう」
さっきミレイアを立たせた時によろけたのを見逃さなかったラミン。
ふわりと笑ったミレイアの唇をさっと奪い、ニヤリと笑った。
「さあ、行こう」
皆のいる場所へ…
白銀の髪が濃紺のジュストコールによく映えて整った顔をより一層魅力的に見せている。
三角のオーガンジーが幾重にも重なったオフショルダーラインのドレスはミレイアの白い肌をより一層輝かせ黒い髪にも同じ色の花が飾られアメジストの瞳にとても似合っていた。
「ミレイア…妖精みたいだな、よく似合ってる」
「ラミンも、とっても素敵」
甘く微笑むラミンにきゅんと胸が鳴りハニカミ頬を熱くするミレイア。
二人手を取り合ったまま見つめ合い近付く瞳。
甘く蕩ける二人の世界………
…に、割って入ったのはノニ。
近付く鼻と鼻の間に割って入って押さえている。
見ればぷくっと頬を膨らませていた。
慌てて体制を戻した二人。
「あー悪いノニ。つい、忘れてた」
「あ、ありがとうノニ。このドレスとっても素敵」
サンキュとラミンがグリグリと頭を撫でると機嫌を直したノニは飛び上がりまた綺麗な金粉を撒いて喜んだ。
ミレイアが上を見上げその綺麗な光景を見ているとフワッと体が浮いた。
「きゃ…」
気付けばラミンに抱き上げられ思わず首に抱き付いた。
「ラミン?」
「さすがに1年も寝てたら脚が萎えてるだろ?このまま行こう」
さっきミレイアを立たせた時によろけたのを見逃さなかったラミン。
ふわりと笑ったミレイアの唇をさっと奪い、ニヤリと笑った。
「さあ、行こう」
皆のいる場所へ…