STAR SONG
怖い。智也や遡夜のいないこの環境が怖くて仕方ない。なぜ私がこんな目に。

「じゃあ皆、今日は転校生を紹介します。入ってきて。」

「はい……失礼します…。」

前にもあった、クラスのみんなから注目される感覚。怖くて足が震えてしまう。こんな時もし智也がいたなら。もし遡夜がいてくれたら。そんなふうに考えてしまう。もう後には戻れないのに。もう、遅いいのに。

「西条高校から転校してきた浦田和奏さんです。自己紹介してもらえる?」

「は、はいっ。…西条高校から転校してきました、浦田和奏と申します。」



< 12 / 12 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

海賊船 ~天下は誰の手に~
こきな/著

総文字数/10,082

歴史・時代15ページ

表紙を見る
秘密の抱き枕
こきな/著

総文字数/8,405

恋愛(その他)16ページ

表紙を見る
人生という罰ゲーム
こきな/著

総文字数/3,476

ミステリー・サスペンス7ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop