☆続☆君色〜キミイロ〜


莉緒ちゃんを見ると
もう耳から真っ赤で…


視線に気付いたのか,キッと睨まれた。


「ご…ごめんね?」


「も…橘さんのバカっ!!」


―バシッ!


「いって!!」


莉緒ちゃんに思い切り背中を叩かれた。
い…痛いよ〜〜。


「仲良しだねー♪」


なんてお気楽に笑う明人。


…はぁー。
この先が思いやられます…


「あ。トイレ借りてい?」


「…ああ。出て右ね?」


「おっけ〜。」



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