☆続☆君色〜キミイロ〜

明人がリビングを一旦出ると


俺と莉緒ちゃんの間にいつも通りの空気が流れた。


「明人さんが面倒くさいて理由…わかったかも。」


「…でしょ?ごめんね,莉緒ちゃん…」


俺は申し訳なさすぎて下を向いた。
すると…


莉緒ちゃんは俺にちょこんと近付き


「ううんっ。確かに面倒くさい所もあるけど…明るくて良い人じゃん。
気にしないで?」


ってふんわりと笑った。
て…天使だ〜〜!!


あまりの可愛さに俺は莉緒ちゃんに顔を寄せて


「…キスしていいですか?」


なんて言ってしまった。



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