☆続☆君色〜キミイロ〜

「莉緒ちゃん…ごめんね…」


「へっ……?」


「心配させるようなことして…
でも,ほんとに男3人で飲んでただけなんだ。
ほんとなんだよ?」


なんて必死に言う俺はほんとにアホかもしれない。情けなさすぎる。


すると…


「橘さんは何も悪くないよ。
私が勝手に怒ってただけだし…
それに…」


―それに?



「さっき…優真に嫉妬したでしょ?」


莉緒ちゃんは悪戯っぽく笑った。



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