白雨の騎士
舞踏会
翌朝、前もって配られた兵士の制服に身を包んだ5名が隊長のアートの前に整列した。
最後まで入団を迷ったシドだったが、やはり兵士の制服を着ると幼い頃からの夢が叶いとても嬉しかった。
「…では配属を発表する。まずはルイ。君は第2
部隊に配属だ。主に王弟殿下一家の護衛を受け持つ部隊だ」
ルイは前に出て、辞令を受け取った。
次々と配属先が発表され、最後にシドの名前が呼ばれた。
「…君には第1部隊に入団してもらう。主に皇女アリス様の護衛を受け持つ部隊だ。」
アートの言葉にシドは一瞬表情を歪めた。
アリス様の護衛…
すると配属先の隊長が部屋に入ってきた。
シドの前に立ったのはアンナだった。
そうか、第1部隊の隊長はアンナだったのか。
シドはゆっくりと手を伸ばし、辞令を受け取った。
「…ではさっそく各部隊の隊長の指示の元、正式に今日から城の近衛として働いてもらう。」
最後まで入団を迷ったシドだったが、やはり兵士の制服を着ると幼い頃からの夢が叶いとても嬉しかった。
「…では配属を発表する。まずはルイ。君は第2
部隊に配属だ。主に王弟殿下一家の護衛を受け持つ部隊だ」
ルイは前に出て、辞令を受け取った。
次々と配属先が発表され、最後にシドの名前が呼ばれた。
「…君には第1部隊に入団してもらう。主に皇女アリス様の護衛を受け持つ部隊だ。」
アートの言葉にシドは一瞬表情を歪めた。
アリス様の護衛…
すると配属先の隊長が部屋に入ってきた。
シドの前に立ったのはアンナだった。
そうか、第1部隊の隊長はアンナだったのか。
シドはゆっくりと手を伸ばし、辞令を受け取った。
「…ではさっそく各部隊の隊長の指示の元、正式に今日から城の近衛として働いてもらう。」