偽物の恋をきみにあげる【完】
日曜日は、1日中ゴロゴロしながら、ウミちゃんとずっとメールして過ごした。
内容はいつも通り他愛ないお喋りだったが、憂鬱な気持ちがとても紛れた。
ここ最近、いわゆるリア友と殆ど連絡を取っていない私にとって、ウミちゃんやサユユは、例え会ったことがなくても紛れもなく親友だ。
だから本当は、大雅が音信不通なことも、赤ちゃんのことも、2人に相談したかった。
けれど、自分の胸の内をまだ文字にできる気がしなくて、結局相談しなかった。
小説も書けない。
私は時々、何も書けなくなるのだ。
楽しみにしてくださる読者様に申し訳なくて、ペンネームの後ろに「@多忙」をつけた。
多忙どころか何もすることがないクセに、酷い言い訳だ。
でも、黙って更新しなくなるよりはマシだ。
更新といえば、コタローくんの連載の更新を、ずっと見ていないような気がする。
ふと気になって、コタローくんのページに飛ぼうとお気に入りクリエイター一覧を開いたら、コタローくんの名前の後ろに「@多忙につき不在」と書かれていた。
これではコタローくんも、ほぼ行方不明みたいなものだ。
……寂しい。
気を抜くと孤独感と不安で押しつぶされそうだから、遅くまでウミちゃんとバカ話をした。
内容はいつも通り他愛ないお喋りだったが、憂鬱な気持ちがとても紛れた。
ここ最近、いわゆるリア友と殆ど連絡を取っていない私にとって、ウミちゃんやサユユは、例え会ったことがなくても紛れもなく親友だ。
だから本当は、大雅が音信不通なことも、赤ちゃんのことも、2人に相談したかった。
けれど、自分の胸の内をまだ文字にできる気がしなくて、結局相談しなかった。
小説も書けない。
私は時々、何も書けなくなるのだ。
楽しみにしてくださる読者様に申し訳なくて、ペンネームの後ろに「@多忙」をつけた。
多忙どころか何もすることがないクセに、酷い言い訳だ。
でも、黙って更新しなくなるよりはマシだ。
更新といえば、コタローくんの連載の更新を、ずっと見ていないような気がする。
ふと気になって、コタローくんのページに飛ぼうとお気に入りクリエイター一覧を開いたら、コタローくんの名前の後ろに「@多忙につき不在」と書かれていた。
これではコタローくんも、ほぼ行方不明みたいなものだ。
……寂しい。
気を抜くと孤独感と不安で押しつぶされそうだから、遅くまでウミちゃんとバカ話をした。