偽物の恋をきみにあげる【完】
年始は4日から仕事だ。
三賀日明けたらすぐ仕事なんてせかせかし過ぎだ、日本はゆとりがない。
まあ、日本にしか住んだことないけれど。
実家での休暇はあまりにも暇だったので、小説を書き溜めることにした。
普段はパソコンで執筆するのだが、持って来ていないのでスマホで書く。
実家のパソコンを使用してもよかったが、R18な単語を打ちまくるのはさすがに気が引けてやめたのだ。
普段使い慣れているはずのスマホでの執筆は、変な予測変換が勝手に入力されたり、濁点が抜けたり、誤字が増えてなかなか苦戦する。
「カレーを食べていた手を止め、カレーはキョトンとした目で私を見た見た」
やだ、彼がカレーになってる、カレー三昧。
見た見たって、カレーにどんだけ見られんの。
今自分で打ち込んだばかりの一文にツッコミを入れていたら、
『城崎海さんからメールが届きました』
画面上部に通知が表示されたのでタップした。
実は執筆をしながら、ウミちゃんとDMをやり取りしているのだ。
三賀日明けたらすぐ仕事なんてせかせかし過ぎだ、日本はゆとりがない。
まあ、日本にしか住んだことないけれど。
実家での休暇はあまりにも暇だったので、小説を書き溜めることにした。
普段はパソコンで執筆するのだが、持って来ていないのでスマホで書く。
実家のパソコンを使用してもよかったが、R18な単語を打ちまくるのはさすがに気が引けてやめたのだ。
普段使い慣れているはずのスマホでの執筆は、変な予測変換が勝手に入力されたり、濁点が抜けたり、誤字が増えてなかなか苦戦する。
「カレーを食べていた手を止め、カレーはキョトンとした目で私を見た見た」
やだ、彼がカレーになってる、カレー三昧。
見た見たって、カレーにどんだけ見られんの。
今自分で打ち込んだばかりの一文にツッコミを入れていたら、
『城崎海さんからメールが届きました』
画面上部に通知が表示されたのでタップした。
実は執筆をしながら、ウミちゃんとDMをやり取りしているのだ。