無愛想な王子は理想の花嫁に求婚する
初めて見るにはインパクトが強いのかユアンは少し離れた位置に座るとチラチラとヴォルフを見ながら、ヴォルフって人は襲わないよね……?と聞いてきたので、大丈夫ですよ。と答えると安心したようだった。
「ティアナ、今シュトルツ国からブリュッケル公爵達が護送されてるところなんだ。
ここに到着次第、謁見の間で国王から裁きを受けることになる。
そして、国民のみんなにこの騒動の説明をすることになってる」
大丈夫?と問いかけるユアンにしっかり頷くとユアンは微笑み、そういえば、護送にはアレクシスも着いてきてるそうだよ。と言われ固まった。
アレクシスと会うのは一ヶ月ぶりになる。
ティアナはドキドキしながらネックレスを服の上からそっと触れた。
「ティアナ、今シュトルツ国からブリュッケル公爵達が護送されてるところなんだ。
ここに到着次第、謁見の間で国王から裁きを受けることになる。
そして、国民のみんなにこの騒動の説明をすることになってる」
大丈夫?と問いかけるユアンにしっかり頷くとユアンは微笑み、そういえば、護送にはアレクシスも着いてきてるそうだよ。と言われ固まった。
アレクシスと会うのは一ヶ月ぶりになる。
ティアナはドキドキしながらネックレスを服の上からそっと触れた。