この恋の終わりは

結局料理は2人でお皿に移して
机に運んだ。


「やばいマジて美味そう。
食べていい?」


「もちろんどうぞ。」


目を輝かせる小川さんに
食べるよう勧めた。


「いただきます!」


まずはナポリタンに手をつけた。


この前お店に来た時に
ナポリタンを注文していたから
今日も作ってみた。


あとはから揚げやポテトなど
王道のおつまみ系。


餃子の皮を使って
ミニピザも作ってみた。


たくさんの料理を前にして
ただひたすら口に放り込む小川さんを見て
「どうですか?」と聞くと


「ごめん!
美味すぎて言うの忘れてた!
めっちゃ美味い!ありがとう!!」


口に含んだまま
もごもごとそう言ってくれた。
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