好きが溢れるその瞬間まで。
廉「愛矢美、昇降口まで一緒に行って欲しいんだけど」
愛「全然いいよ!いつもなら「愛矢美一緒に行こう!」なのにどうしたの?今日はデートお誘いみたいだけど?」
廉の真似して言ってみた
廉「ふっ、俺の真似下手すぎ残念ながらデートのお誘いじゃないです(笑)」
吹き出すことなくない?
デートお誘いじゃないことくらい分かってるわ!
廊下2人で並んで歩くとやっぱり人目が気になる…
ちょっと離れて歩こ
廉「あのさ、愛矢美ってその…好きな人とかいるの??」
んんん?何を言い出すかと思えば…
愛「どうした?急に」
ほんとにどうしたんだろ、なんか変
廉「いや、ネタがなくて聞いてみただけ、今まで色んな話してたけど、これについては初めてだったから」
ほほーん!そうゆうことね
愛「あーそゆこと 今はいないかなぁなんか、恋とかよくわかんないし?私こんなんだからモテないし?ちなみに、彼氏とかいた事ないからね?なんか、大翔とそうゆうの噂になってるみたいだけど、大翔はお兄ちゃんみたいな感じだから、恋愛感情は一切無いから」
廉「そっか~まぁ確かに、愛矢美は頭いいのに天然だし、なんかボケーッとしてる時あるし、ひろとひろと言ってて、お兄ちゃん離れしない妹みたいだもんねーモテるわけないかぁ」
……おい。
愛「ちょっと言い過ぎじゃない??」
廉「いや、そんなことないけど??じゃ、部活行くんで」
走ってった。
逃げた。
恋かぁ…私もしてみたいな~
靴を履きながらそんな事を考えていた。
やっぱ大翔と誠斗のコンビはすぐ分かる
女子達の目線がそっちにしかいってない
愛「大翔と誠斗~遅れちゃってごめんね待った?」
大「いや、俺らもさっき来たとこ」
デートの待ち合わせに遅れてきた彼女に言うセリフみたい
誠「あそこにいるさ、バックにリボンつけてる子、愛矢美同い年?」
リボンと言えば…やっぱり
愛「あー桜田さんね~同い年だよ、お嬢様社長令嬢。それがどうかしたの??」
やっぱ、廉の事か
誠「いや、なんか、ずっとこっち見てるから」
桜田さんの方をみると、携帯を出して、なんか違和感のある見方をした
隠し撮りってやつかな
大「え、今写真撮ったよね?」
大翔が驚いたように言う
愛「あーあの子、廉の事好きらしい、私が仲良いから…最近ずっと付けられてて…」
桜田さんは廉の事が一途に好きで、私と美桜の事が大っ嫌い
なんでもお金で解決しようとするから、私もちょっと苦手…
誠「お嬢様はすごいねぇ…こっわ。」
ほんとだよ。廉と仲良くして何が悪いの?
大「ほんとね、早く帰ろ」
愛「あっ、そうだ、お母さんが大事な話があるから早く帰ってきてって言ってた急ご」
なんだろ…大事な話って
愛「ただいまー」
お母さんは夕飯の支度をしてるみたい
母「あっ、愛矢美おかえり。ちょっとそこ座って」
愛「うん」
なんか、真剣な顔…
母「お父さんが亡くなって、もう3年も経つでしょう?」
お父さんのことか…
愛「うん…」
母「それで、会社の同期の石森さん分かるでしょ?何度か会ったことあると思うんだけど…」
再婚…
愛「うん…優しい人だよね」
母「そう、それでね」
言いづらそう…
愛「再婚…だよね?私は何も言わないし、気にしないから。お母さんが幸せならそれでいいよ」
何年もお父さんいないのは私も辛い。
お母さん的にもストレスになっちゃうし…
私のトラウマも消えるかも
お父さんももしかしたらそれを望んでるのかも知れない…
母「えっ…」
あれ、違うの…?
母「いいの…」
愛「うん!」
母「それで、石森さん息子さんがいるらしいんだけど…」
いやぁ、それは…まぁ…大変なことになりそう…
愛「うん?」
母「一緒に住むことになっちゃうけど、大丈夫?」
特に抵抗ないけど…
てか、全然喋らない気がするし、いっか
同じ部屋とか言われたら、よくあるラブストーリーに発展しちゃいそうだけど
愛「全然へーき!そんな喋んないかもだし、部屋違うんでしょ?」
え、違うよね?ね?
母「それは、もちろん、でも、隣の部屋なんだけど…」
隣?まぁいいやー
でも、私、夜うるさいけど…
愛「まじ?私夜電話してるし、うるさいかもよ?」
迷惑にならないかな…
母「うちの娘うるさいんだけど、大丈夫?って聞いたら、可愛らしい娘さんですね!仲良くなりたいです、って言ってた」
ちょ、お母さん…なんてことを…
愛「何言ってんの?てか会ったの!!」
どんな人なんだろ…優しそう
母「ごめんね、この前挨拶に行った時にたまたま…」
へーいいな
愛「イケメン?だよね、石森さん結構顔整ってるし」
イケメンだったら、どうしよ!
私こんなんだよ!?大丈夫かな
母「私的にはイケメンなのかな?って思った」
まじかーい大変じゃん。
やばみ
一番大事なのは顔と名前と容姿
愛「そうなんだ~私も会ってみたい、名前は?」
母「海叶くんよ、8月生まれだから、名前に海があるみたい、あと、夢が叶うようにって意味で…今度食事会があるからその時にね」
海叶かぁ~
いい名前だな~
てか、お母さん詳しすぎ
まぁそうだよね、人生初の息子だもん、うきうきしてるんだろうな~
愛「え、てか、年齢は??」
年下だったら、終わりだな
母「今年高校2年生って言ってた気がする、愛の3個上ね」
きたーー!年上じゃん
てか、大翔達よりも…
愛「へー、年上なんだ」
母「あと、もう1つ食事会の時にって言うか、絶対に前のお母さんの話とかしないであげて、あの子産んだと同時に亡くなったみたいで、自分に責任を感じてるみたい…」
そうなんだ…
私みたい…でも、お母さんはあの時の状況知らないもんね…怖くて言えなかったけど
愛「そうなんだ、分かった…」
母「来週の日曜日空けといてね」
その前に、なんか、部屋の準備でもしよう。
イケメンで年上のお兄ちゃんがくるならそれくらいはしないと!
愛「分かった」
プルルル…
私は買い物に誘うため、すぐに美桜に電話した
美「もしもしー!どうしたの~」
愛「あのさ、明日の放課後、ショッピングモールに一緒に着いてきて欲しいんだけど…いい??」
美「ちょうど私も行きたいところだったの!!勇人と付き合ってもう1年になるから、記念日になにかあげようと思って」
おお!って、彼氏いいなー
愛「ありがとう!!じゃあ、明日ね」
次の日学校が終わって、大翔たちと帰った後、美桜とショッピングモールに行った
美「てか、急にショッピングモール行きたいってほんとどうしたの?学校でも全然教えてくれないし…」
これ、話していいのかな…
まぁ、美桜なら大丈夫か
愛「あのね…」
私は昨日のことを全て美桜に話した
美「再婚!?しかも、愛矢美のお兄ちゃんになる人が高校2年生のイケメン!?やばいじゃんいいな~」
愛「別に良くはないけど…お父さんにも罪悪感あるし…」
美「そっか、ごめん」
愛「ううん、多分お父さんもこれを望んでたと思う…少しでもお母さんが楽になるなら」
その通り。
私もお母さんも罪悪感はあるけど、ずっとこれを望んでいた
美「そっか~何も知らないのに変なこと言ってごめんね?」
愛「全然大丈夫!!気にしないで!早く買い物いこ!」
美「あっ、あの、、今日実は勇人がサッカーのクラブチームの先輩とここに来てるらしくて…もし、もしね?ダメならいいんだけど…」
もー!リア充!なんだよ!可愛いな
愛「いいよ!早く行こ!とりあえず、雑貨屋さんみたい」
美「ありがとう」
少しでも部屋が可愛くなるように、可愛い雑貨とか飾りをいっぱい買った
愛「よし、会いに行くぞー!美桜の彼氏に」
美「ちょ、声がでかい」
顔真っ赤じゃん!
私も彼氏とか好きな人とかいれば幸せになれるのかな…
美[愛矢美の周りにもいい人いっぱいいるんだけどな…]
愛「でさ、どこにいるの?」
美「フードコートだってーずっとそこにいるから、来ていいよって言われた」
愛「ほぉ、じゃあもうすぐじゃん、もう夕方だけどゆったりする人とか多い時間だよね」
案の定人がいっぱいいて、すぐには見つからなかったけど
美「ラーメンのところの前だって…あ!いた!!」
美桜、そんな走らないでよ~
勇「よぉ!花園じゃん」
?「はな…ぞの…」
愛「美桜がどーしても津田に会いたい~って言うから着いてきてあげた、あっ、はじめまして花園愛矢美です」
一応一緒に座ってた、津田の先輩にも挨拶しておいた
勇「カイト先輩だよ」
かいと…かいと…
まさか、ね…それはないか
「よろしくね」
うわぁ~爽やか笑顔~
めっちゃイケメンじゃん、津田にはもったいない
美「今、勇人にはもったいないって思ったっしょ?顔に書いてあるよ」
愛「え、バレた?」
私すぐ顔に出ちゃうんだよね~
勇「なに??」
愛「いやなんでもないけどー??」
てかやっぱイケメンだわ~
「そこ、座りなよ」
さすが、気遣いが素晴らしい
私と美桜はそこに座った
もちろん美桜は彼氏の隣だから、私は美桜と向かい合わせでカイトさんの隣に座った
うわぁお。緊張する
世間話とかで盛り上がって
勇人が時計を見るともう6時近い
勇「俺らそろそろ帰る予定だったんだけど、どうする??」
愛「じゃあ、帰ろっか」
海「俺、家みんなと反対方向だと思うから、3人で帰りな」
リュックをしょって、手を振って帰って行った
うわ。行動全てがかっこよく見える
愛「あ、私も2人の邪魔したくないから1人で帰るね、ばいばい~」
カバンを持って、立ち上がり、2人に、手を振って歩き出した
家に帰って、さっそく大翔と電話をした
愛「あっ、大翔~今日さ、お母さんいないから、泊まりに行っちゃだめ?」
これは、お母さんの帰りが遅い時によくあること
心配性のお母さんが大翔のお母さんに頼んでて、こうゆう日は電話をしてから行くことになってる
大「いいよ~待ってるね」
ピンポーン
愛「愛矢美でーす」
ガチャ
大「どうぞ~」
愛「お風呂は済ませてきた」
大「ご飯はまだって事だね?お母さんが張り切って作っちゃったから、食べてあげて」
大翔のお母さん料理上手いんだよなぁ
愛「いいの!!ありがとう!」
今夜のメニューはハンバーグ
肉汁がジュワァって出てきて、ほんとにもう世界一美味しいハンバーグだなって思った
その後大翔の家族とテレビをみて笑って、あとは寝るだけ
愛「全然いいよ!いつもなら「愛矢美一緒に行こう!」なのにどうしたの?今日はデートお誘いみたいだけど?」
廉の真似して言ってみた
廉「ふっ、俺の真似下手すぎ残念ながらデートのお誘いじゃないです(笑)」
吹き出すことなくない?
デートお誘いじゃないことくらい分かってるわ!
廊下2人で並んで歩くとやっぱり人目が気になる…
ちょっと離れて歩こ
廉「あのさ、愛矢美ってその…好きな人とかいるの??」
んんん?何を言い出すかと思えば…
愛「どうした?急に」
ほんとにどうしたんだろ、なんか変
廉「いや、ネタがなくて聞いてみただけ、今まで色んな話してたけど、これについては初めてだったから」
ほほーん!そうゆうことね
愛「あーそゆこと 今はいないかなぁなんか、恋とかよくわかんないし?私こんなんだからモテないし?ちなみに、彼氏とかいた事ないからね?なんか、大翔とそうゆうの噂になってるみたいだけど、大翔はお兄ちゃんみたいな感じだから、恋愛感情は一切無いから」
廉「そっか~まぁ確かに、愛矢美は頭いいのに天然だし、なんかボケーッとしてる時あるし、ひろとひろと言ってて、お兄ちゃん離れしない妹みたいだもんねーモテるわけないかぁ」
……おい。
愛「ちょっと言い過ぎじゃない??」
廉「いや、そんなことないけど??じゃ、部活行くんで」
走ってった。
逃げた。
恋かぁ…私もしてみたいな~
靴を履きながらそんな事を考えていた。
やっぱ大翔と誠斗のコンビはすぐ分かる
女子達の目線がそっちにしかいってない
愛「大翔と誠斗~遅れちゃってごめんね待った?」
大「いや、俺らもさっき来たとこ」
デートの待ち合わせに遅れてきた彼女に言うセリフみたい
誠「あそこにいるさ、バックにリボンつけてる子、愛矢美同い年?」
リボンと言えば…やっぱり
愛「あー桜田さんね~同い年だよ、お嬢様社長令嬢。それがどうかしたの??」
やっぱ、廉の事か
誠「いや、なんか、ずっとこっち見てるから」
桜田さんの方をみると、携帯を出して、なんか違和感のある見方をした
隠し撮りってやつかな
大「え、今写真撮ったよね?」
大翔が驚いたように言う
愛「あーあの子、廉の事好きらしい、私が仲良いから…最近ずっと付けられてて…」
桜田さんは廉の事が一途に好きで、私と美桜の事が大っ嫌い
なんでもお金で解決しようとするから、私もちょっと苦手…
誠「お嬢様はすごいねぇ…こっわ。」
ほんとだよ。廉と仲良くして何が悪いの?
大「ほんとね、早く帰ろ」
愛「あっ、そうだ、お母さんが大事な話があるから早く帰ってきてって言ってた急ご」
なんだろ…大事な話って
愛「ただいまー」
お母さんは夕飯の支度をしてるみたい
母「あっ、愛矢美おかえり。ちょっとそこ座って」
愛「うん」
なんか、真剣な顔…
母「お父さんが亡くなって、もう3年も経つでしょう?」
お父さんのことか…
愛「うん…」
母「それで、会社の同期の石森さん分かるでしょ?何度か会ったことあると思うんだけど…」
再婚…
愛「うん…優しい人だよね」
母「そう、それでね」
言いづらそう…
愛「再婚…だよね?私は何も言わないし、気にしないから。お母さんが幸せならそれでいいよ」
何年もお父さんいないのは私も辛い。
お母さん的にもストレスになっちゃうし…
私のトラウマも消えるかも
お父さんももしかしたらそれを望んでるのかも知れない…
母「えっ…」
あれ、違うの…?
母「いいの…」
愛「うん!」
母「それで、石森さん息子さんがいるらしいんだけど…」
いやぁ、それは…まぁ…大変なことになりそう…
愛「うん?」
母「一緒に住むことになっちゃうけど、大丈夫?」
特に抵抗ないけど…
てか、全然喋らない気がするし、いっか
同じ部屋とか言われたら、よくあるラブストーリーに発展しちゃいそうだけど
愛「全然へーき!そんな喋んないかもだし、部屋違うんでしょ?」
え、違うよね?ね?
母「それは、もちろん、でも、隣の部屋なんだけど…」
隣?まぁいいやー
でも、私、夜うるさいけど…
愛「まじ?私夜電話してるし、うるさいかもよ?」
迷惑にならないかな…
母「うちの娘うるさいんだけど、大丈夫?って聞いたら、可愛らしい娘さんですね!仲良くなりたいです、って言ってた」
ちょ、お母さん…なんてことを…
愛「何言ってんの?てか会ったの!!」
どんな人なんだろ…優しそう
母「ごめんね、この前挨拶に行った時にたまたま…」
へーいいな
愛「イケメン?だよね、石森さん結構顔整ってるし」
イケメンだったら、どうしよ!
私こんなんだよ!?大丈夫かな
母「私的にはイケメンなのかな?って思った」
まじかーい大変じゃん。
やばみ
一番大事なのは顔と名前と容姿
愛「そうなんだ~私も会ってみたい、名前は?」
母「海叶くんよ、8月生まれだから、名前に海があるみたい、あと、夢が叶うようにって意味で…今度食事会があるからその時にね」
海叶かぁ~
いい名前だな~
てか、お母さん詳しすぎ
まぁそうだよね、人生初の息子だもん、うきうきしてるんだろうな~
愛「え、てか、年齢は??」
年下だったら、終わりだな
母「今年高校2年生って言ってた気がする、愛の3個上ね」
きたーー!年上じゃん
てか、大翔達よりも…
愛「へー、年上なんだ」
母「あと、もう1つ食事会の時にって言うか、絶対に前のお母さんの話とかしないであげて、あの子産んだと同時に亡くなったみたいで、自分に責任を感じてるみたい…」
そうなんだ…
私みたい…でも、お母さんはあの時の状況知らないもんね…怖くて言えなかったけど
愛「そうなんだ、分かった…」
母「来週の日曜日空けといてね」
その前に、なんか、部屋の準備でもしよう。
イケメンで年上のお兄ちゃんがくるならそれくらいはしないと!
愛「分かった」
プルルル…
私は買い物に誘うため、すぐに美桜に電話した
美「もしもしー!どうしたの~」
愛「あのさ、明日の放課後、ショッピングモールに一緒に着いてきて欲しいんだけど…いい??」
美「ちょうど私も行きたいところだったの!!勇人と付き合ってもう1年になるから、記念日になにかあげようと思って」
おお!って、彼氏いいなー
愛「ありがとう!!じゃあ、明日ね」
次の日学校が終わって、大翔たちと帰った後、美桜とショッピングモールに行った
美「てか、急にショッピングモール行きたいってほんとどうしたの?学校でも全然教えてくれないし…」
これ、話していいのかな…
まぁ、美桜なら大丈夫か
愛「あのね…」
私は昨日のことを全て美桜に話した
美「再婚!?しかも、愛矢美のお兄ちゃんになる人が高校2年生のイケメン!?やばいじゃんいいな~」
愛「別に良くはないけど…お父さんにも罪悪感あるし…」
美「そっか、ごめん」
愛「ううん、多分お父さんもこれを望んでたと思う…少しでもお母さんが楽になるなら」
その通り。
私もお母さんも罪悪感はあるけど、ずっとこれを望んでいた
美「そっか~何も知らないのに変なこと言ってごめんね?」
愛「全然大丈夫!!気にしないで!早く買い物いこ!」
美「あっ、あの、、今日実は勇人がサッカーのクラブチームの先輩とここに来てるらしくて…もし、もしね?ダメならいいんだけど…」
もー!リア充!なんだよ!可愛いな
愛「いいよ!早く行こ!とりあえず、雑貨屋さんみたい」
美「ありがとう」
少しでも部屋が可愛くなるように、可愛い雑貨とか飾りをいっぱい買った
愛「よし、会いに行くぞー!美桜の彼氏に」
美「ちょ、声がでかい」
顔真っ赤じゃん!
私も彼氏とか好きな人とかいれば幸せになれるのかな…
美[愛矢美の周りにもいい人いっぱいいるんだけどな…]
愛「でさ、どこにいるの?」
美「フードコートだってーずっとそこにいるから、来ていいよって言われた」
愛「ほぉ、じゃあもうすぐじゃん、もう夕方だけどゆったりする人とか多い時間だよね」
案の定人がいっぱいいて、すぐには見つからなかったけど
美「ラーメンのところの前だって…あ!いた!!」
美桜、そんな走らないでよ~
勇「よぉ!花園じゃん」
?「はな…ぞの…」
愛「美桜がどーしても津田に会いたい~って言うから着いてきてあげた、あっ、はじめまして花園愛矢美です」
一応一緒に座ってた、津田の先輩にも挨拶しておいた
勇「カイト先輩だよ」
かいと…かいと…
まさか、ね…それはないか
「よろしくね」
うわぁ~爽やか笑顔~
めっちゃイケメンじゃん、津田にはもったいない
美「今、勇人にはもったいないって思ったっしょ?顔に書いてあるよ」
愛「え、バレた?」
私すぐ顔に出ちゃうんだよね~
勇「なに??」
愛「いやなんでもないけどー??」
てかやっぱイケメンだわ~
「そこ、座りなよ」
さすが、気遣いが素晴らしい
私と美桜はそこに座った
もちろん美桜は彼氏の隣だから、私は美桜と向かい合わせでカイトさんの隣に座った
うわぁお。緊張する
世間話とかで盛り上がって
勇人が時計を見るともう6時近い
勇「俺らそろそろ帰る予定だったんだけど、どうする??」
愛「じゃあ、帰ろっか」
海「俺、家みんなと反対方向だと思うから、3人で帰りな」
リュックをしょって、手を振って帰って行った
うわ。行動全てがかっこよく見える
愛「あ、私も2人の邪魔したくないから1人で帰るね、ばいばい~」
カバンを持って、立ち上がり、2人に、手を振って歩き出した
家に帰って、さっそく大翔と電話をした
愛「あっ、大翔~今日さ、お母さんいないから、泊まりに行っちゃだめ?」
これは、お母さんの帰りが遅い時によくあること
心配性のお母さんが大翔のお母さんに頼んでて、こうゆう日は電話をしてから行くことになってる
大「いいよ~待ってるね」
ピンポーン
愛「愛矢美でーす」
ガチャ
大「どうぞ~」
愛「お風呂は済ませてきた」
大「ご飯はまだって事だね?お母さんが張り切って作っちゃったから、食べてあげて」
大翔のお母さん料理上手いんだよなぁ
愛「いいの!!ありがとう!」
今夜のメニューはハンバーグ
肉汁がジュワァって出てきて、ほんとにもう世界一美味しいハンバーグだなって思った
その後大翔の家族とテレビをみて笑って、あとは寝るだけ