私の中の深い闇
高校3年生。

私は、孤独だった。

父が亡くなったあと、母は荒れて、一人娘の私を放ったらかして、毎日遊び回っていた。

だから、イジメのことなんて、母は、気にも止めなかったわ。

先生も友達も…

気づいてたに違いないのに、誰も助けてくれなかった。

ブスで根暗はイジメられても仕方ないって…

まるでそう言われてるように感じていた。

真梨愛は、私を蹴ったり殴ったりするように、取り巻きに命令した。

私物が無くなるなんて、日常茶飯事。

でも、1番きつかったのは、真梨愛が私に毎日のように吐いた暴言。


死ね、お前なんて生きてる価値ない




< 15 / 37 >

この作品をシェア

pagetop