私の中の深い闇
あの女が憎い
真梨愛は、同窓会のあと、直也君と一緒に帰った。

私は…

2人の後をつけた。

ホテルの前まで来た。

真梨愛は、直也君の腕にしがみついて、ニコニコしている。

入るの?

真梨愛が、直也君の耳元で、何かささやいた。

そして、そのまま、2人はホテルの中に消えてしまった。

なんなの、この気持ち。

ずっと私の中の奥底にしまっておいた、直也君への想いと、真梨愛への憎しみ。

それが、両方とも、一気にあふれ出してしまった。


同窓会なんか、来なければ良かった…




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