私の中の深い闇
後悔しても仕方ない。

私が、同窓会に行きたいと思ったのは、ただ、直也君に会いたかったから。

それだけ。

ほんの少しだけ、オシャレして、私なりに頑張った。

こんな私でも、直也君は、沙羅って、また呼んでくれた。

嬉しかったのに。

心の底から嬉しかったのに。

真梨愛が全てを奪っていく。

私の青春時代も、悪魔のような仕打ちで台無しにした。


私の理性は、もう働かない…

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