溺れろ、乱れろ、そして欲しがれ
あぁ、この感じ。

想えば苦しくて、会えないと寂しくて、そばにいると愛しい。

「もっと、乱れろよ」

「東雲さん、、、っ。好きぃ、、、」

触れる指も息遣いも、潤んだ熱視線も、髪の毛一本だって私にだけ映る。

塞き止めていた防壁は一度決壊したら終わり。

限界を知らずにどこまでも流れて堕ちていく。

言葉にしたらなおのこと。

「お前、、、過去一で素直だな」

「まだ、全然足りない、、、」

「煽りすぎだろ。止めてやんねーぞ」

「壊すの?」

「、、、っとに、お前は。」

可愛い、、、

なにこのデレ顔。

こんなのもう見れないかも。

貴重すぎる。

私のひと言に一々反応して、コロコロ変わる表情が凌ぎきれない。




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