溺れろ、乱れろ、そして欲しがれ
にしても、キレイな顔。

キレイすぎて血が通ってないんじゃない?

あ、いけない。仕事しなきゃ。

「桜木エージェントっていつから顧問してんの?」

「えーっと、今年で五年目だったと思います。元々は別な顧問だったんですけど、今の社長になってから棚橋さんに直々に依頼があって。」

「ふーん。」

「別に何かあるわけではないですよ。ただ、棚橋さんと昔からの知り合いだとかで。」

「知り合いねぇ、、、」

なんだろ。

何か引っ掛かるような、曖昧な反応。

どうしたんだろう?

「あの、東雲さん?なにか?」

「、、、別に。」

いや、絶対なんかあるでしょ。

濁したし、難しい顔になってるし、、、

でも、詰め寄ったところで答える人でもないけど。

まぁ、私が気にすることでもないか

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