溺れろ、乱れろ、そして欲しがれ
なによ、なんなの。

あんなの、、、あんな無理やりなんて、、、

化粧室に直行して、何度も何度も唇を洗い流した。

なのに、熱く火照った唇は感覚を消してはくれない。

嫌だったのに。

なんで、、、?

こんな、心音が乱れてるの?

「もう、、、やだぁ、、、」

ジャージャーと流れたままの水

その場にうずくまる私は身体が震えていた

最悪、、、

明日、どんな顔して会えばいいの?

これから梶谷さんと、ご飯に行かなきゃないのに

何も考えたくない。

帰りたい。

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