“I've never been this much in love.”
「話は聞きました。悠君、これからもよろしくね。

この人が言った事は気にしなくていいのよ。
みのりが悠君にとられると思って、必死なだけなんだから…」



「…え…はい」



「ははっ、ごめんな…悠君には負けたよ。きちんとした信念を持っているようだし…

付き合いは認めよう。ただし…」



お父さんは、アイツにもお母さんにも弱いらしく…



アッサリと承諾をくれた。



「ウチの病院内で勉強しなさい。コホンッ、あのような事がないように…」



最後は小声だった。



このあとは四人で食事に行った。



お父さんに言われた事は、傷つかなかったと言えば嘘になるが…



たいしたダメージじゃないと思う。



アイツはお母さんに

『お父さんが勝手に入って来た』

とだけ伝えたらしい…。



お母さんは信頼してくれていたから、お父さんに対して怒っていた。



さすがにキスしてました…なんて言えない。



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