隣の席の彼
イジメの始まり
………1ヶ月後………
そして今に至るんだけど
こうやってノートとか借りに来るようにもなって
少なからずファンクラブの子や他の女の子からも嫉妬や妬みの目で見られることはあっても
霧島くんや八代くんのおかげの今の所イジメられたりすることはない、
ふたりがいないときは夢ちゃんが一緒にいてくれるから大丈夫
次の時間体育なんだけど今日は夢ちゃんが休みで

霧島くんと八代くんは男子だから別々になるわけで
必然的にひとりになっちゃう

キーンコーンカーンコーン
あーあチャイムなっちゃったよ

「桃城、何かあったら言えよ」

「うん、ありがとう」

「じゃあ」

今日はバスケだったよね
バスケ好きだからちょっと楽しみ

でもバスケはいいけど女の子が心配

気にせずに楽しまないと

着替え終わって今は体育館にいるんだけど

早速
女の子の中でもリーダ格の子がこっち来てるんだけど

「あんたいい加減にしなさいよ」

「あのーなんのことですか?」

「はぁ?自分でしたことわかってないの」

うわーどんどん集まってきちゃったよ

「ひとりだけ霧島様と八代様に話しかけられてるからっていい気になって身の程を知りなさい」

「どうせ媚でも売ってんでしょ」

「そんなこと一切してないですよ」

「うるさい!いいことバスケのとき楽しみにしてなさい」

んー何だったんだろ?
バスケのとき楽しみにしてなさいって言われたけど

そうこうしているうちにバスケが始まったのはいいけど
なにこれ、さっきから凄い足踏まれたり先生の見えないとこで押されたり
もしかして楽しみにしてなさいってこれの事

やっぱ女の子って怖い
そろそろ足がやばいけどどうしよ

ピー
「おーい一旦休憩
それと外雨降ってきたから男子も体育館ですることになったから」

キャーッ

ビクッ
びっくりしたー
いつのまにか男子が来てバスケしてるみたい

霧島くんたちも必然的にいるわけで
女の子たちは霧島くん達を見つけて叫んでたみたい

「おーい女子
再開するぞー」

やだよ、足痛いし打ち身のところもズキズキしてるし
でもやられっぱなしも嫌だから本気出そうかな?

「これで終わると思わないことね」

「あなた達も幼稚ですね
こんな事で引き下がると思わないでください」

霧島くんたちは守ってくれるって言ってくれたけど心配かけたくないからできるだけバレないようにしないと
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