俺の恋人曰く、幸せな家庭は優しさと思いやりでできている「上」
キッチンに着くと、レムさんはすでに材料を用意してあった。塩レモンの香りが、私の胸に染み込む。
「まずマーガリンに砂糖を加えて、しっかりと練らないとね〜」
レムさんがボウルに砂糖とマーガリンを入れ、「混ぜてくれる?」と私に渡す。
「はい、わかりました!」
私はビシッと敬礼し、マーガリンと砂糖を混ぜ始めた。お菓子作りもだいぶ慣れたから、混ぜるのは全然苦じゃない。
「クリスタルちゃん、大丈夫?なんかフラフラしてるけど…」
たしかに、私の体の中にはいつも以上のアルコールが入っている。体がいつもよりふわふわしている感覚はあった。
「大丈夫れ〜す!きゃっ!!」
ヘラヘラ笑いながらよろけた私を、レムさんが「危ない!」と言いながら私の体を支える。いつもふざけてばかりのレムさんが、なんか頼もしく見える。
「レムさんかあっこいい〜!!すごいね〜!!」
レムさんに笑いかけ、首に腕を回す。レムさんの顔が赤くなった。お酒飲んだんだから、当たり前かなぁ?
レムさんがゴクリと喉を鳴らし、私の顎に手を当てる。そして、そのまま私に顔を近づけてーーー……。
「おい、こら!!人の恋人に何をしている!!」
レムさんの頭を強く掴み、怖い顔をしているリーバスがいた。
「まずマーガリンに砂糖を加えて、しっかりと練らないとね〜」
レムさんがボウルに砂糖とマーガリンを入れ、「混ぜてくれる?」と私に渡す。
「はい、わかりました!」
私はビシッと敬礼し、マーガリンと砂糖を混ぜ始めた。お菓子作りもだいぶ慣れたから、混ぜるのは全然苦じゃない。
「クリスタルちゃん、大丈夫?なんかフラフラしてるけど…」
たしかに、私の体の中にはいつも以上のアルコールが入っている。体がいつもよりふわふわしている感覚はあった。
「大丈夫れ〜す!きゃっ!!」
ヘラヘラ笑いながらよろけた私を、レムさんが「危ない!」と言いながら私の体を支える。いつもふざけてばかりのレムさんが、なんか頼もしく見える。
「レムさんかあっこいい〜!!すごいね〜!!」
レムさんに笑いかけ、首に腕を回す。レムさんの顔が赤くなった。お酒飲んだんだから、当たり前かなぁ?
レムさんがゴクリと喉を鳴らし、私の顎に手を当てる。そして、そのまま私に顔を近づけてーーー……。
「おい、こら!!人の恋人に何をしている!!」
レムさんの頭を強く掴み、怖い顔をしているリーバスがいた。