偽り少女
『話戻るね。そして私はその地下室で毎日毎日襲われ続けた。半年もね。だから感情が無くなったの。そして誰かが通報したのか分からないけど起きたら病院だった。看護師さんの話によると男の子が毎日毎日お見舞いに来てたって言ってた。でも私はその時記憶が無かったの。だから弟なんて分からなかった。』




咲真「そんなにもですか。」




『でも愛希は来なくなったの。愛希の話によると。私の為に調べに調べまくった結果。情報屋キラーになって閉まったらしい。それで私は何故か和真の家族になってたの。』




麻里奈「何故かっていつ家族になったのか覚えてないの?」




『うん。だってここにいる時だって家族だと思ってたから。愛希の事も弟だとは知らなかったし。』




類「そんなことがあったんだな。」




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