硝子の恋
真っ黒な鏡の私は、放送部と生徒会とを掛け持ちです。
こう書くと優等生っぽいな。
でも違うの。
放送部は教室に居場所がない私のお昼ご飯の食べる場所。
先輩達が輪を作って食べてるはじっこで、私はもそもそとお昼ご飯。
ちょっと寂しいけれど、わいわいさわがしい教室で一人ぽつんと食べるよりはまし。
……それに教室にいたら何をされるか分からないし。
先輩の中には男の先輩も一人いる。
黒崎先輩だ。
黒崎先輩は元生徒会役員でもある。
ぶっちゃけ私が生徒会に入ったのは黒崎先輩がすすめたから。
別に仲良くなんかはないけれど、何となく数が欲しくて誘ったってのが正解っぽい。
でも、そのおかげで放課後は寂しく帰る事なく生徒会によれる。
生徒会には違うクラスの友達がいたから。
まだあんまり仲良くはないけれど、普通にしゃべってくれるし、仲間はずれにもしない。
三年生が引退した今は、美術部で生徒会長の誠正(まこと ただし)が生徒会業務を引き継いでいる
……とは聞こえはいいけれど、実のところ、生徒会なんて先生の都合のいい駒。
私の学校は馬鹿だから生徒会には権限はありませーん。
先生の言うことを聞いて、生徒の愚痴を聞いて、真ん中板挟みが私たちの生徒会。
だから生徒会嫌いの生徒も結構いる。
でも、それでも、私は生徒会が好きなんだ。
私も会計監査なんて重苦しい役職だけれど、実際は先生がやっていることを私がパソコンに打ち込んで、生徒用の書類を作ればいいだけ。
まぁいいけどね。
ここでは無視されることもいたずらされることもないし。みんなやさしいし。
こう書くと優等生っぽいな。
でも違うの。
放送部は教室に居場所がない私のお昼ご飯の食べる場所。
先輩達が輪を作って食べてるはじっこで、私はもそもそとお昼ご飯。
ちょっと寂しいけれど、わいわいさわがしい教室で一人ぽつんと食べるよりはまし。
……それに教室にいたら何をされるか分からないし。
先輩の中には男の先輩も一人いる。
黒崎先輩だ。
黒崎先輩は元生徒会役員でもある。
ぶっちゃけ私が生徒会に入ったのは黒崎先輩がすすめたから。
別に仲良くなんかはないけれど、何となく数が欲しくて誘ったってのが正解っぽい。
でも、そのおかげで放課後は寂しく帰る事なく生徒会によれる。
生徒会には違うクラスの友達がいたから。
まだあんまり仲良くはないけれど、普通にしゃべってくれるし、仲間はずれにもしない。
三年生が引退した今は、美術部で生徒会長の誠正(まこと ただし)が生徒会業務を引き継いでいる
……とは聞こえはいいけれど、実のところ、生徒会なんて先生の都合のいい駒。
私の学校は馬鹿だから生徒会には権限はありませーん。
先生の言うことを聞いて、生徒の愚痴を聞いて、真ん中板挟みが私たちの生徒会。
だから生徒会嫌いの生徒も結構いる。
でも、それでも、私は生徒会が好きなんだ。
私も会計監査なんて重苦しい役職だけれど、実際は先生がやっていることを私がパソコンに打ち込んで、生徒用の書類を作ればいいだけ。
まぁいいけどね。
ここでは無視されることもいたずらされることもないし。みんなやさしいし。