「Last note」〜特性を持つ者へ3
今回の犯人が"透明人間"だと過程すると、
逃げたのは恐らく救急車が来た時だろう。
あの時だけは人の出入りが出来たし、
返り血であろう血痕があった場所も、救急隊員が出入りした方の出口だ……。
「そうなると厄介やで。
俺らは見えへん敵を捕まえようとしてるって事や。」
烏丸の言う事はご最もだけど…
「…それなら俺だってそうだよ。
目には見えない、匂いを視る事が出来るからね。」
正直俺は、切れていた…。
あの2人の幸せを壊した犯人に強い怒りを感じている。捜査する事で冷静さを保っていたが、
同じように特性を持ち、
同じように"見えない"モノ同士の存在の敵と分かり
特性を悪用してると思うと、心の底から沸々と怒りが込み上げてくる…。
「………っっ!?」
烏丸が俺の目を見て、何故かビビっていた。
逃げたのは恐らく救急車が来た時だろう。
あの時だけは人の出入りが出来たし、
返り血であろう血痕があった場所も、救急隊員が出入りした方の出口だ……。
「そうなると厄介やで。
俺らは見えへん敵を捕まえようとしてるって事や。」
烏丸の言う事はご最もだけど…
「…それなら俺だってそうだよ。
目には見えない、匂いを視る事が出来るからね。」
正直俺は、切れていた…。
あの2人の幸せを壊した犯人に強い怒りを感じている。捜査する事で冷静さを保っていたが、
同じように特性を持ち、
同じように"見えない"モノ同士の存在の敵と分かり
特性を悪用してると思うと、心の底から沸々と怒りが込み上げてくる…。
「………っっ!?」
烏丸が俺の目を見て、何故かビビっていた。