「Last note」〜特性を持つ者へ3
「…ほな、"透明化"してもらおか。」
「は?あんた俺に何するつもりだ?!
事情をまず話せよ。それが礼儀だろ?」
突然そんな事を言われて檻の端に逃げた男。
まぁそうもなるだろう。
「"Clear"の特性保持者が人刺したんや。
"透明化"されても確実に捕獲できる方法を探してる。」
男は一瞬、フッと笑みを浮かべたかと思うと、
パチンと指を鳴らした。
すると目の前にいたはずの男がだんだんと薄くなっていき、姿が見えなくなった。
[……これでいいか?]
姿はないが、声は聞こえる…。
「青山、見とけよ?これかけたらどうなるか。」
烏丸は瓶に入っていた粉を男に上から振りかけた。
「!!?ゴホッゴホッ!…てめ、何しやがる!」
「……やっぱりな。おもろい実験結果やで。」
粉が"透明化"した男に降りかかると、
男の姿は見えないが、粉だけが人の頭の形をかたどった。
「は?あんた俺に何するつもりだ?!
事情をまず話せよ。それが礼儀だろ?」
突然そんな事を言われて檻の端に逃げた男。
まぁそうもなるだろう。
「"Clear"の特性保持者が人刺したんや。
"透明化"されても確実に捕獲できる方法を探してる。」
男は一瞬、フッと笑みを浮かべたかと思うと、
パチンと指を鳴らした。
すると目の前にいたはずの男がだんだんと薄くなっていき、姿が見えなくなった。
[……これでいいか?]
姿はないが、声は聞こえる…。
「青山、見とけよ?これかけたらどうなるか。」
烏丸は瓶に入っていた粉を男に上から振りかけた。
「!!?ゴホッゴホッ!…てめ、何しやがる!」
「……やっぱりな。おもろい実験結果やで。」
粉が"透明化"した男に降りかかると、
男の姿は見えないが、粉だけが人の頭の形をかたどった。