「Last note」〜特性を持つ者へ3
ー「捕獲」ー
ーーーーーーーー
時刻22時…。
俺と烏丸は、あずみさんが眠る病室で
池田透が来るのを待ち伏せていた。
念の為、隣の病室では難波さんも待機している。
集中治療室だった為、
患者もあずみさん1人だけで
場所としては好都合な方だ。
そしてもう1人。
今は私服に着替え、アップヘアにしていた髪も下ろした、共犯者も…。
彼女はあずみさんが眠るベッドの前で
緊張した様子で立っていると、
足跡もなく、病室の扉がそっと開いた。
「……なぜ、夏希もここに来てるんだ?」
そう、共犯者はあずみさんと同じサークル仲間だった小山 夏希さんだ。
時刻22時…。
俺と烏丸は、あずみさんが眠る病室で
池田透が来るのを待ち伏せていた。
念の為、隣の病室では難波さんも待機している。
集中治療室だった為、
患者もあずみさん1人だけで
場所としては好都合な方だ。
そしてもう1人。
今は私服に着替え、アップヘアにしていた髪も下ろした、共犯者も…。
彼女はあずみさんが眠るベッドの前で
緊張した様子で立っていると、
足跡もなく、病室の扉がそっと開いた。
「……なぜ、夏希もここに来てるんだ?」
そう、共犯者はあずみさんと同じサークル仲間だった小山 夏希さんだ。