「Last note」〜特性を持つ者へ3
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"池田くん、大丈夫。
心療内科でいい先生に会えそうよ。"

"池田くん?怖がらないで大丈夫。
君にはまだ、希望があるわ…。"

「占ってもらってる内に、
あずみの能力と占いに依存した。
成田誉と付き合い出してから俺との時間はすっかり無くなったよ。」

池田透はあずみ先輩を好きだった。
だが、何故そんな想い人に殺意が芽生えた?

あずみ先輩はとても優しい人のはずなのに。

「ある日彼氏との会話を聞いて知った。

彼女は"Prediction"の特性持ちだったんだ。」

え……?

「今なんて…。」

俺は池田透の言葉に耳を疑った。
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