「Last note」〜特性を持つ者へ3
◆目覚め◆
ー「櫂の"治療"」ー
ーーーーーーーー
"遥斗……こっちへ来て、ママを抱きしめて?"
"Last note"の特性が、開花した頃の夢を
俺は見ていた……。
ーーー
「遥斗……遥斗、お願い目を覚まして…」
母さんが…泣いてる…??
いや、違う…この声は……。
「……レナ…さん?……ここどこ?」
「遥斗!!良かった目ぇ覚ました!」
目を開けると俺は病院のベッドの上にいた。
涙目のレナさんが俺の手を握っていて、
それを握り返してみる…良かった。
力は入るし、何だか妙に身体がスッキリしている。
「"治療、成功"…だな。」
レナさんの隣にはメガネを外した櫂が
安心した表情で俺を見ていた。
"遥斗……こっちへ来て、ママを抱きしめて?"
"Last note"の特性が、開花した頃の夢を
俺は見ていた……。
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「遥斗……遥斗、お願い目を覚まして…」
母さんが…泣いてる…??
いや、違う…この声は……。
「……レナ…さん?……ここどこ?」
「遥斗!!良かった目ぇ覚ました!」
目を開けると俺は病院のベッドの上にいた。
涙目のレナさんが俺の手を握っていて、
それを握り返してみる…良かった。
力は入るし、何だか妙に身体がスッキリしている。
「"治療、成功"…だな。」
レナさんの隣にはメガネを外した櫂が
安心した表情で俺を見ていた。