「Last note」〜特性を持つ者へ3
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廣瀬が車椅子をおしてくれ、
あずみさんの眠る集中治療室に行くと、
俺を発見した誉が頭を思いっきりワシャッてきた。
「犯人逮捕、お疲れ様!ありがとう。
さっき烏丸刑事から治せる人がいるって聞いたから待ってたんだよ!」
「あ、うん。誉は特性の存在を知ってたんだな。」
そう言うと、少しツンとした顔でまたワシャッてきた。
「そうだよ。でも俺は大学時代、青山から話してくれるの待ってたんだぞ。言いにくいのは分かるけどな!」
事件当初より少し元気を取り戻した誉を見てホっとした。
「始めるか。」
櫂がメガネを外す。眠るあずみさんの前に座ると、
俺達が見守る中、櫂のあずみさんへの"治療"が行われた。
廣瀬が車椅子をおしてくれ、
あずみさんの眠る集中治療室に行くと、
俺を発見した誉が頭を思いっきりワシャッてきた。
「犯人逮捕、お疲れ様!ありがとう。
さっき烏丸刑事から治せる人がいるって聞いたから待ってたんだよ!」
「あ、うん。誉は特性の存在を知ってたんだな。」
そう言うと、少しツンとした顔でまたワシャッてきた。
「そうだよ。でも俺は大学時代、青山から話してくれるの待ってたんだぞ。言いにくいのは分かるけどな!」
事件当初より少し元気を取り戻した誉を見てホっとした。
「始めるか。」
櫂がメガネを外す。眠るあずみさんの前に座ると、
俺達が見守る中、櫂のあずみさんへの"治療"が行われた。