「Last note」〜特性を持つ者へ3

「"healer"と"Prediction"は稀の存在だからな。
開花した人間はその瞬間、互いの存在を知ることになる。」

「ほら、占い師の中にはヒーラーだったり、癒す能力が高い人もいるでしょ？そうゆう関連でルーツは深いのよ。」

何やら感覚的に物を説明されてる気がする。
さつきさんも"分かりそうで分からない"とゆうような顔をしている。

「なるほど！ぢゃあ櫂くんはあずみの
特性の親戚みたいなもんだな！よろしく！」

何故か誉だけ理解できてる…？
だからあずみさんも誉と一緒に居れるのかもしれない。と、俺は何とか自分を納得させようとする。

櫂は躊躇いつつも、キラキラした目の誉と握手を交わした。