僕の1番大切な人
ピンポン

チャイムは一応、鳴らす。

ドアが開く。

『おはよう、今日もいい天気だね』

いつもの声。

優しい声だ。

『おはよう、うん、風が気持ちいいね』

風の事なんて、本当はどうでも良かったんだけど。

『入って。今日は凌馬(りょうま)君の好きなサンドイッチにしたから』


姉さん…


僕は、その笑顔に…


たまらなく惹かれてしまうんだ…








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