僕の1番大切な人
夢から目覚めて、僕は、しばらく呆然としていた。


その夢のせいなのか?


心が寂しくて、どうしようもなかった。


その時、電話が鳴った。


兄さんから?

『どうしたの?兄さん』

『悪い、ちょっと来てくれないか?話がある』

嫌な予感がした。

これから、改めて兄さんのこと、考えようと思ってたけど、向こうから連絡がくるなんて。

『うん、わかった、行くよ』

『忙しいのに悪いな』

僕は、姉さんが心配になった。

急いで支度して、僕は自転車を飛ばして、姉さんの家に向かった。

出向かえてくれたのは、兄さんだった。

中に入っても姉さんの姿はない。

思わず聞いた。

『姉さんは?』







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