親友はtransfer
私の番号は4番……ちょっと不吉だけど神様を信じよう。

――この番号じゃなかったら私と梓はきっと人生最大の親友にはなれなかったと思うなぁ。


みんな新しい席に移動した……けど私はそのまんまの席。こうゆうことって結構まれにある。
5班だってさ、1番最後じゃん。ちょっと憂鬱だぁ。


班のメンバーは、まぁ普通。でも梓ちゃんがいる!!
せっかくだし仲良くなりたいなぁ♪

~掃除時間~

5班の掃除場所は特別学級の教室。1階にあるから階段をひたすら降りていく。

梓ちゃんは一応一緒に歩いてるけど緊張してるのか、全然しゃべろうとしない。まぁ無理もないよね。

しばらく続く沈黙……

やっぱり耐えきれないなぁ。
< 3 / 5 >

この作品をシェア

pagetop